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人生初のプラモ塗装【ロックマン11】

このプラモデルはロックマン -ロックマン11ver.- 『ロックマン11 運命の歯車‼︎』」というもの。発売延期やら発売日決定やら発送やらでメールが届く度に「ロックマン言い過ぎだろ」と思っていた商品名。2023年12月5日に届き、そのままだらだらと放置し、24日に、頂いたクリスマスプレゼントと共にやっと開封した。

マルチカラーキット仕様なので塗装の必要は無く(スミ入れする箇所はある)、組み立てるだけで完成する為、全然プラモを買わない俺のような初心者向けのものである。

 

それを開封して真っ先に思った事は「これ、見本と色が違くない?」だった。(※これはこういう色で合っているものであり、俺が些細な違いを気にし過ぎているだけである。)

次に「見本と同じような色にしてみたいなあ」と思い、「人生初のプラモ塗装」にチャレンジする事に。

 

しかしこのロックマンプラモ、パーツのほとんどがABS製なのだ。

ABS製はラッカー系塗料を塗ると割れるとかいうやつだ。だから水性塗料を使用しなければならない。あとプライマーなどを吹きかけてからならラッカー塗料もいけたりいけなかったりするらしいが、とりあえずあらゆるリスクを回避しておこうという事で色々考えた結果、「Mr.サーフェイサーをかけてから水性塗料で塗る」事にした。何故かというと身内の人がMr.サーフェイサーを持っていたからだ、あとコトブキヤのサイトでもこれをABSパーツの下地塗料として使用していたので大丈夫だろう。(ABSパーツに塗装したい!|コトブキヤ製品情報ポータルサイトhttps://www.kotobukiya.co.jp/page-21029/ )

 

まだ必要な物が足りないのでそれらを店で買い揃える。買い揃える際(今回使う諸々の道具は、使用後に「身内の人に全てプレゼントする」という前提で選んで買った)、商品に付属していた「色見本」を持参し、これの通りに色を買おうとしたが、色とりどりな塗料を眺めているうちに、「せっかくだから見本に関係無く自分の好きな色で塗りたい」という欲求が沸き始め、結局好きな色を買うことにしたのだ。そして2023年12月31日の大晦日、作業に取り掛かった。

 

 

 

① まずパーツにMr.サーフェイサーを吹きかけた。

とりあえず皆に言いたい事は「ちゃんとした塗装ブースを用意しよう」だ。ただの段ボール箱ではなく、粉末を吸引したり排出したりしてくれるやつだ。全開の窓のそばに段ボール箱を置いて、その中で吹きかけたのだが、意外と部屋中に細かい粉のようなものが結構付着していたのだった、窓を全開にしたくらいじゃだめだ、ただの段ボール箱しかないのなら、外に出てやった方がいい。

 

②次に塗装の前の調色。水性ホビーカラーを6色買ったので、これらを混ぜて「水色」「青」「紺色」の3色を作る。

購入直後の塗料は顔料と溶剤が分離しているので、ちゃんと混ぜるように。混ぜるのを忘れてうわべの溶剤だけ吸い取って「なんか薄くね?」とか疑問に思いつつも構わず調色を続けようとする俺みたいになるなよ俺みたいにはなるなよ(サーチライト)

塗料皿にスポイトで塗料を一滴ずつ垂らして調色する。水色は緑がかった色がいいな、とか、青はメタリックにするぞ、とか考えながら、ここでスポイトが4つしか無いのが不便である事に気づく。スポイトは色の数分用意した方が良い。

で、試行錯誤を繰り返した結果、最終的には

【水色】

H45(みず色)・・・・40滴

H16(黄緑)・・・・・10滴

うすめ液・・・・・・45滴

【青】

H88(メタリックブルー)・・40滴

H45(みず色)・・・・・・・10滴

うすめ液・・・・・・・・・45滴

【紺色】

H55(ミッドナイトブルー)・28滴

H5(ブルー)・・・・・・・・22滴

うすめ液・・・・・・・・・45滴

で、塗装する事にした。(白、使わなかったな…)

エアブラシで塗装する場合、水性塗料とうすめ液は1:1で希釈するのがベストらしいが、実際に自分で希釈したときはこれだと少しサラサラな液体になり過ぎてるような気がした為、うすめ液は少し少なめにしてしまった。

 

③マスクを着用し、プラスチックのスプーンで試し吹きをしてから本番に入る。まずは水色のパーツを塗った。ここでもただの段ボール箱を使った。飛び散る粉末を風で誘導する為に椅子の後ろに扇風機を起き、窓を開けたが、それでも少し離れた場所にあったストーブの裏のフィルターが粉末で少し青くなっていた。水性塗料だったので引火の心配が無いのは良かったが、やはり高い金を出してでもちゃんと吸引、排気できる塗装ブースを買った方がいい。しかも極寒の大晦日だぞ、何が窓を開けて扇風機だ。

とりあえず色はこんな感じになった。さすがに緑色過ぎたかな?とも感じたが、結構理想的な色になったので良かった。

塗る前と比較。

ちょっと色褪せた感じ。

 

次は青のパーツを塗る。

青はメタリック。これも理想的な仕上がり、かなり良い感じ。

 

塗る前と比較。

ツヤツヤしていて綺麗。(比較画像、なんか、ちゃんとした写真撮ってなくてすまん)

 

最後は紺色を塗って終わり。

ここで間違えてロックマンの首元の青いパーツを紺色に塗ってしまった。まあ、いいや。

比較。

違いは、ちょっと色が暗くなったくらいかな。

 

④水性のガンダムマーカーで画像の矢印の部分などにスミ入れをする。

塗り終えて、表面をティッシュで軽く拭くと、はみ出た所だけ綺麗に拭き取れる、た、たのしい。

細かいところは綿棒で拭き取った。

 

⑤最後、組み立てる。まずは顔から。

一機増えそう。

塗る前の顔の写真があったので比較。

ロックバスター。紺色、暗くし過ぎたか、まあいいや。

 

⑤最後まで組み立ててついに完成。

ああー、良い。色も良いが、スミ入れってほんと大事。間違えた首元のパーツの色のせいでなんかそこだけエックスっぽくなったな。

 

ちょっと反省点をあげるならば。実は「別に見えないだろうし塗らなくていいや」と思ったパーツを塗っていないのだが、実際「見えてしまう」ので、塗れば良かった(肩の関節内部)。

↑の画像、よく見ると右太ももの一部色が禿げてしまっている、組み立て中に削っちゃったかな。残念ながら水色の塗料は使い切っちゃったので、すぐには塗れないのだ。

脇腹も傷ついている。あとは、パーツのヤスリがけをちゃんとすれば良かったとか、色々思う事はあるが、とりあえず初めてにしては大きな失敗も無く良い色で塗れて満足だよ。

 

せっかくなのでもうちょっと写真撮影。

 

ロックマンvsシャドーマン

どちらも武器という武器を手元に用意していないからかなんだか肉弾戦が始まりそうな予感のする写真になった。がんばれロックマン、バスター無くてもとりあえず回ってれば勝てるよ。

 

並べてみると大きさほぼ同じなんだな。

 

あとこれは完全に偶然なのだが、塗装したロックマンのメタリックな青色と、Retro Rotoのシャドーマンに付属していたフルチャージロックマンの頭の色合いが激似で笑ってしまった。ほんとうに偶然。

 

ということで、『人生初のプラモ塗装【ロックマン11】』でした。最後まで読んでくださりありがとうございばすたー